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家族葬の特徴と、ご依頼時の流れについて

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2023.09.04

家族葬とは、遺族・近親者のみで行う低価格なお葬式です。穏やかに故人様をお見おくりしたい方はこちら。

低価格に家族葬を。当社の特徴

伊藤典礼では自社の祭壇付ホール「てんれい会館」保有しております。こちらで家族葬・直葬(火葬式)を低価格で行う事ができます。当社は津市高茶屋にあり、住宅街・商店に囲まれた庶民的で穏やかな雰囲気の、小さな葬儀社です。ホールの定員は15名程度で、駐車場は10台程度のスペースがございます。出棺の際は15分ほどで火葬場に到着できるため、移動時間を含めたお葬式のスケジュールをゆったりと決められる利点があります。またコンビニやスーパー、市役所出張所(支所)、ホテルやお食事処も近く、近隣でほとんどのご用を済ませることができる大変便利な場所です。当社の場所・アクセス方法はこちら☜

当社の「てんれい会館」をご利用頂くと、公営の式場を利用するよりもトータルで低価格にお葬式(家族葬)を行うことができます。また仏教式の葬儀に限らず、直葬(火葬式)を希望される方もご利用ください。
家族葬プランについてはこちら☜
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流れ ①まずはお電話ください

家族葬の大きな流れにつきましては、葬儀の流れ にてお知らせしておりますのでご確認ください。ここではご遺族様の心構え、お気持ちの準備についてお話します。
家族葬のQ&Aはこちら☜

ご不幸は突然訪れます。大切な方を亡くされ、悲嘆されたり、呆然とされている中で、何も考えられず何から手を付けて良いか分らない方が多い事でしょう。既にお身内の方を何人も見送られている方は段取りを承知して動く事ができると思いますが、初めての方はやはり 【事前に誰かに相談して、その時の動きを把握して準備をし、不安を減らしておく】 事が大切になると思います。

その時が訪れた際、じっくりと考えて物事を進めたいところですが、休日の明るい時間に丁度良く・・とは参りません。深夜・早朝に急に呼ばれる事が多く、ほとんどの公的施設においては半日以内に故人様の引き取りに来て欲しい・・とお願いされることが多いでしょう。加えて故人様の状態が変わらない様に素早く処置・冷却しなければならないため時間的な制約もあります。当社へご依頼いただくと寝台車(ご遺体搬送車)にてお出迎えに参りますが、現地に寝台車が到着するまで概ね1時間~2時間ほど掛かる点も考慮していただく必要があります。

当社にて故人様の納棺・ご安置させていただいた後、遺族様には少し時間的な余裕が生まれます。当社との打ち合わせの際に、お葬式の希望、ご不明な点・お困りの点をご相談ください。ご要望に沿ったサービスをご提案し、遺族様が心穏やかにお葬式を行えるように支援いたします。

まずはお電話ください。お待ちしております。

流れ ②納棺・ご安置

仏教式の家族葬の場合、ご遺体は通夜・葬儀・火葬の日程の中で 2泊3日 ほど安置をさせて頂く事が一般的です。また儀式を行わない直葬(火葬式)の場合も、法定により24時間は火葬は行えませんので最低1泊の安置が必要となります。

お亡くなりになられた後は、ご遺体を常温のまま安置すると変容を早める事になるため時間的に早い段階で納棺する必要があります。納棺にはご遺体を保全の観点から冷却し状態や衛生面の保持をする側面があります。これらの処置をさせていただいた後、宗派のある方は仏衣等の枕飾りをさせて頂き安置となります。
このあと、ご遺族と打ち合わせを行います。

流れ ③打ち合わせ

安置を行わせていただいた後、ご遺族と家族葬に向けての打ち合わせ(お見積り)を行います。
打ち合わせの際は、できるだけ複数名でお話を聞いていただく様にお願いしています。複数名での参加をお願いする理由は、遺族様の疲労や車の運転等の安全面を考慮するためであり、とくに夜間早朝は、当社スタッフのお伝えや、お見積もりのご説明をさせて頂く中で、お疲れの中の遺族様が、全てお独りで対応されるのは大変な事だと思うためです。
打ち合わせの一般的な流れは以下のとおりです。

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(1)どのお葬式をされるか、スタッフよりご遺族の意向を確認をします
概ねの参列者様の人数と、どういったお葬式<家族葬や直葬>を行うかお伺いします。またこの際、様々な事情がおありの際はスタッフに遠慮せずお申し出ください。

(2)ご遺族から寺院関係者に連絡して頂き、儀式の依頼をします(直葬・無宗教葬の場合は不要です)
ご遺族に菩提寺があり、その作法に則った葬儀をご希望の場合は、お打ち合わせの際にご遺族より寺院へ葬儀の依頼の連絡をしていただき了承を得て頂きます

(3)火葬の日時、葬儀および通夜のスケジュールを決めます
①ご遺族様の都合、②寺院関係者の都合、③火葬の空き状況 これら3方の都合を伺った上で、当社から日程を提案させていただきます。当社より火葬場に火葬日時の予約を行い、火葬日時から逆算して概ね1時間30分~2時間前に葬儀の開式時間を定め、その後の出棺時刻を決めて参ります。直葬・無宗教葬の場合は、火葬日時を元にご遺族に集合して頂く時間と出棺時間を当社が決め、日程をご提案します。

(4)お見積りを行い料金の提示いたします。
基本料金プランより不要な物があれば削除します。またお供物の追加の有無や、通夜・火葬待ち時間のお食事の有無をお伺いし、見積書を提示いたします。

(5)喪主・ご遺族の役割確認をします
スタッフより以後のスケジュールをお知らせします。また喪主様・ご遺族それぞれの役割を確認させて頂き、死亡届の提出・火葬許可証の受理のお願いや、遺影写真を作成される場合の写真原本の持参等をお願いをさせて頂きます。

流れ ④死亡届を提出する

お葬式のお打ち合わせが終わりましたら、ご遺族様にて死亡届を市役所(および各出張所・支所)へ提出して頂きます。死亡届の提出は、戸籍に係る手続きであると同時に火葬許可(証)を発行してもらう為の必要な手続きです。また提出前にご遺族に記載して頂く部分があります。記載方法につきましては打ち合わせの際にスタッフが支援いたします。

≪準備するもの≫
朱肉で押すタイプの印鑑・・・死亡届を提出する方の認印です。
※スタンプ式のハンコは不可です
※令和3年9月1日より押印義務は廃止されましたが、誤記載の訂正時に押印を要する場合があります。

≪記載方法≫
打ち合わせに際に、死亡届の記入方法をスタッフが支援いたします。

≪提出先≫下記のいずれかです。
・平日の8:30~17:15 ・・・市役所の「市民課」、
・平日の9:00~16:00 ・・・各出張所(支所)
・休日および上記以外の夜間  ・・・休日夜間窓口(市役所、久居駅ポルタ、アスト津)
市役所は混雑が予想されるため出張所(支所)への提出がお勧めです。また市内に不慣れな方、交通手段をお持ちで無いなど諸事情ある方につきましては、スタッフが提出の支援をいたします。

≪提出時に窓口から訊かれる事≫
・火葬場はどちらになりますか? ・・・「いつくしみの杜です」とお答えください。
・新聞等におくやみ欄に載せますか? ・・・任意です。
おくやみ欄への掲載については、個人情報に関わる部分のため必要がなければ「載せない」と答えられた方が良いでしょう。

≪死亡届の提出時に受け取るもの≫
・火葬許可証 ・・・ 火葬の日に火葬場へ提出する書類です。
・その他お知らせ・・・お葬式の後、ご遺族様が行っていただく保険証の返却といった必要な行政手続きのお知らせのチラシ。

死亡届の提出と、その際の「火葬許可証」の受理は、翌日の火葬に関わる大切な手続きです。こちらは火葬日の前日午後までに手続きが必要となります。受け取られた「火葬許可証」につきましては、お通夜か葬儀開式の前に当社スタッフへお渡しいただくようにお願いいたします。その他の保険証返却といった行政手続きについては、提出期限が短いものでも2週間の猶予がありますので、お葬式を終えられ、落ち着いてから処理されると良いでしょう。

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